えーと、今日やった事と言えば定期を買いに行ったことくらいで何もしていないという…。
少しだけ気にはなっているのですが、自分が編集だった頃、担当して世に送り出した本が1冊だけひっそりと棚に入っているブックオフ。
今日も見て来ましたが(暇だったので)まだ残っている…。特価なのに。
ちなみにタイトルは「(旧司法試験)択一過去問集 民法(上)」。
解体が進む小田急デパート↓
ここに高層ビルが建ってしまうのか……。
(本日のテレビ視聴記録です)
・TVK映画の時間「犬神家の一族」「探偵物語」
「犬神家の一族」
金田一耕助はやっぱり石坂浩二さんでないと!
自分は「悪魔が来たりて笛を吹く」を公開当時映画館で見ているのですが、この作品は金田一耕助を西田敏行さんが演じていました。
そして、シリーズのなかでも何となく地味なイメージが…。何故だろう??
あらためて「犬神家の一族」を見ると映画全体に角川春樹氏の意気込みを感じるような良い作品でした。
「斧、琴、菊」(斧を「よき」と読む)「良き事聞く」という縁起の良い物(←犬神家の家宝)をすべて殺人の道具にしてしまうなんて…。
途中、青沼静馬も可哀想な運命の持ち主だったんだな…などと同情してしまいましたが、ラストに向かって「やっぱり悪い奴だ!」、しかし見終わって感じたのは松子(高峰三枝子)の息子、佐清(すけきよ)への愛情です。
最後「斧(よき)」を使って佐清に扮した青沼静馬を殺し(「斧(よき)で殺す(けす)」)、湖に逆さまに捨て「ヨキケス」(←「佐清」)って納得できるか?と何処かに書いてありましたが、逆に「すごい!」。
冒頭とラストに作者の横溝正史氏が登場します。金田一耕助が宿泊する宿のご主人役で。
金田一耕助を追いかける女中(坂口良子さん)に「金田一耕助先生によろしく伝えてくれるかい?」時計を見て「まだ早いんじゃないか?」
角川春樹氏と横溝正史氏、そして他のキャストが息の合った名作という印象です。
「探偵物語」
「犬神家の一族」を見た後だとこれはこれで青春物として名作なのだけど…。
当時のニューフェイス薬師丸ひろ子さんの演技と松田優作さんの自分を押し殺したような演技が対象的で、演じきってはいるのだろうけど何処となくモヤモヤ感があるような…。
テレビドラマ版の「探偵物語」が面白かった自分としては優作氏はどちらの「探偵物語」が良かったのだろう?と思うのでした。
○探偵物語(1983年の映画)前編
(「ロケ地定点観測」さま)