昨晩は録画していたタイトルの中から、「キューポラのある街」を見ました。
セリフのカットはありませんでしたが、感動作というよりは何となく気分がどんより重くなりながらの帰宅となってしまいました。
某掲示板に「下町の純情物語」的な作品ですか?といった書き込みがありましたが、それは「下町の太陽」(倍賞千恵子さん主演)で、こちらの吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」は北朝鮮…。
東野英次郎さん演じる親爺のセリフで、「お前、朝鮮人なんかと付き合ってんのか!」といったセリフがありましたが全編こんな感じです。他に「感化院へ行け!」
「北鮮は新国家建設中だからビー玉なんかないだろ、お前威張れるぞ」など。
○吉永小百合に訊いてみたいー北朝鮮に帰国した人達をどう思いますか?
http://kenpoukaisei.jugem.jp/?eid=192#gsc.tab=0
木曜日、早朝ではありませんでしたが実家巡回。
夕方再放送の「ひまわり」で心に響くシーンがありました。
アルプスフーズの屋上での、春日ひとみ(浅野ゆう子)と南田のぞみ(松島菜々子)の会話。
(福島へ行くか、辞めて結婚するか、決断を迫る春日)
(脚が…)
(春日の言うように、福島行きは会社が自分を試しているのだと思い込んだのぞみ。しかし…)
(第11回終わり)
(12回、退職願を出して辞めることになったのぞみ。春日に話したいことがあると屋上へ。エレベーターが点検中だったため階段で登る)
(朝の連ドラらしくないシーンが…)
「何かを犠牲にしたり我慢ばっかりするんじゃなくて気持ちよく働ける仕事、探してみます。」
「お菓子の城」ね。
「はっ?」
「「砂場のお城」…。あなたはユートピアを探してるってことよ。ありもしない理想のユートピア。」
「今頑張らないでどうするのよ?クビ同然、結構じゃない。」
「そしたら会社だって変わってくるかもしれないでしょ。」
「大っ嫌いよ。」
「はい?」
「そうやって何でもかんでも手に入れようとするの大っ嫌いよ。」
のぞみが欲張りだと言う春日に対して、のぞみは「欲張るのにも勇気が要る」のだと言う。
春日「あなたの勇気が何かを手に入れる勇気なら、私の勇気は…」
「何かを捨てることなの」
「あの」
「何?」
「春日さんの怒った顔、初めて見ました。あの~素敵でした。」
「怒ったんじゃなくて笑ったのよ」
(笑いながら立ち去る)
(語り)「そして一人敵が去ればまた新しい敵がやって来るというのが世の常であります。…」
(第12回終わり)
女性社員の「お茶汲み」があたり前の時代。
古い価値観の春日局(←春日ひとみのあだ名)、新しい価値観ののぞみ。
この屋上のシーンですが、東京タワーが見えるのと、「永谷」の看板が見えます。どの辺りでしょうか。気になります。