いつもより少し遅く起床、しかしいつも通りの実家巡回です。
帰ってみるとやっぱりエアコンをつけずに寝ていました。
デイの送迎の方も、玄関まで送り届けたらそこまで。無事部屋に戻してエアコンをつけたりという所まではやってもらえないのは仕方ないかなぁ。
昨日より若干雲が多く、そのぶん気温は下がるかと思ったものの暑さに変わりはありませんでした。
「オールドルーキー」が前評判高いので見てみましたが、イマイチ。途中で寝てしまいました。
最近こういった「どん底の挫折から、奇跡の復活、再生へのストーリー」が多いのですが見ていて疲れてしまいます。共感も出来ませんね。
「日本の歌、心の歌」
「平成歌年鑑 平成9年」
「ガラスの少年時代」(Kinkikids)
「白い雲のように」(猿岩石) ほか
○花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング
(6/25 産経)
これこそ、週刊誌ならではのスクープだ。
新聞やテレビが連日報道している茨城の「女性遺体遺棄事件」。今週『週刊文春』『週刊新潮』(ともに6月30日号)が驚くべき事件の真相を。
『文春』は「女性監禁男三瓶博幸の『首絞め』執着」。『新潮』は「悲劇の場は『素人AV』撮影会だった」。
共にエリート家庭に育った三瓶博幸容疑者と新野りなさんを結び付けたのが「同人AV」だったという。……
一昨年10月19日、不審な中国人男性が、およそ1時間にわたって皇居に侵入、自由に徘徊。〈「宮内庁庁舎へと入り込んだ彼は、地下の食堂て昼食までとっています」(皇宮警察OB)〉
いったい何者なのか。
〈「警察的な観点から相当危うい身元の人物」(同)だと判明したという〉のだから、容易ならざる事件。皇宮警察も警察庁も『新潮』の取材に対し、まともに答えていないが、公的にきちんと説明すべきだ。
『週刊ポスト』(7・1)、朝日を辞めたスクープ記者、峯村健司氏の短期集中新連載「プーチンと習近平」に期待。 (月刊『Hanada』編集長)
△皇居侵入事件は、清張氏だったら絶対に小説の下地にしていたであろう事件。
一方で監禁事件のほうは、「SNSモデル」で稼いでいたという新野りなさんに自己責任論も。ミステリー小説の素材となりそうな、いかにも現代を象徴するかのような事件です。
○「心の闇」暴かれるのは自分
『死刑に至る病』 櫛木 理宇〈著〉
(6/25 朝日 「読書」欄「売れてる本」)
凶悪殺人を語る際に安易に使用され勝ちな言葉に「心の闇」というものがある。殺人者の心には我々には想像もつかぬほど深く濃い闇があるに違いないという意識のあらわれだろうか。…だから皆、殺人者の「心の闇」を知りたがる。…
一方で、殺人者と自分の共通点を見つけることに仄暗い愉悦を覚える者もたしかに存在する。『死刑に至る病』の主人公、筧井(かけい)雅也は後者だった。
かつては優等生だった雅也は、今はさえない法学部の学生として鬱屈した孤独な日々を送っている。そんな彼に一通の手紙が届く。差出人は榛村大和。24件の殺人容疑がかけられている男だ。警察が立件できたのは24件のうち9件のみ。大和は9件のうち8件の容疑を認めたが、9件目の事件だけは冤罪だと主張している。大和が雅也に依頼したのは、その9件目の事件を再調査し、無実を証明することだった。……
雅也は事件の真相に辿り着けるのか。大和の実像をつかめるのか。それを知るために夢中で読み進めた読者は、物語の最後に気づかされることになる。ライトで照らされ、暴かれていたのは自分の心だった、ということに。 (寺池 はるな・小説家)
(ハヤカワ文庫JA・814円=28刷18万8千部。2017年10月刊。映画化され、5月公開。電子版も約1万3千DL)