今日は昨日より少し遅い起床でした。
実家を巡回。
コンビニはやはり惣菜の品数が少ない…。
レトルト中華丼と味噌汁(←昨日と同じ…。)
冷蔵庫の中↓
親父は今日はデイホーム、のはずが起こしても起きず。
朝食だけセットして出勤。
このところ読んでいる本について読後感といいますかレビューです。
『偏狂者の系譜』では「皿倉学説」が気味が悪くて好きなのですが、このなかで物語の核となる論文を発表した内科部長の皿倉和巳なる人物は、最初から最後まで登場しません。要するにその論文を見た人々が批評したり憶測を巡らせるというものです。素性を明かさない皿倉氏の年上の愛人が実は…?という展開。
「いやいや、そんなはずはない。あのときの生体実験のデータは、終戦直前に全部焼かれたはずだ。たしかにそう聞いている。……」(文中より)
「粗い網版」
清張氏56歳のときの作品。
「網版」という語句が、自分には懐かしく感じられたのでした。スミアミ何%とかです。物語のほうは新興宗教「真道教」を特高課長、秋島正六が特命で捜査していく、というものですが、不敬罪での立件が出来ない以上容疑が見当たらない…。そして教団による武装蜂起を捏造して何とか任務を完了するというもの。
物語の背景に当時の新興宗教「大本」や「出口王仁三郎」をモデルにしているようです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%8F%A3%E7%8E%8B%E4%BB%81%E4%B8%89%E9%83%8E
先に『昭和史発掘3』のなかの「スパイ”M”の謀略」で、特別高等警察と思想検察が徹底的に共産主義者を取り締まり検挙したために共産党は潰滅状態となりました。
そして彼らの職務がなくなり規模を縮小するかという話も出てきたところで、今度はその矛先を新興宗教へ向けたのだという台所事情があったようです。
「秋島には「国家のため」という警察官の使命感が虚しくみえてきた。使命感は出世主義の中に濁っている。――」(文中より)
「名探偵コナン」の蘭のお父さん「毛利小五郎」は「明智小五郎」からついたネーミングと思いますが、「毛利」は毛利基からではないのですね。
毛利基
小部屋に立ち寄り。
明日、ちょっとした工事が入るため片付け。
録画をセット↓
「仮面ライダー」では、先週、地獄大使のセリフで「脳移植をしたらあとは捨ててしまえ!」というのがありました。
https://s.mxtv.jp/drama/kamen-rider/story.php
片付けの最中、出てきた本です。↓
なぜ陸軍は、法華思想や新興宗教と結びついてしまったのか…。海軍ではそのようなことはなかったようですが。うーむ…。