今週は日曜、火曜、そして水曜、病院へ届け物、面会に行っています。
月曜は新宿を散歩しました。
(レインボー都庁)
(ファミレスも空っぽ貸切状態)
(こういう落ち着いた雰囲気は新宿ならでは)
ウイルス禍の感染予防のため、面会が出来るようになったのは昨日から、しかも時間制限(10分)だけです。
昨日は親父のほうから「病院から電話があった。何かだいぶん悪いらしい。」と聞いて夕方病院に駆けつけました。
ベッドに寝ている母は、呼吸はしていますが息は多少荒く、目はうっすらと開いたかと思うとまた閉じてしまい、ほとんど開くことはありませんでした。
自分は「ありがとう」ばかりを連発。
「ゆっくり休んでね。ありがとう…。」
手がとても冷たかったのですが、その手をさすったり、頭を撫でたり。
そして、別れ際はいつもの「敬礼」。
その後、実家のほうに電話をした所つながらず。(親父もこちらに向かっているようだ…)
待つこと1時間半、親父到着。
すでに面会時間が過ぎていたため面会出来ず。
水曜日・面会
夕方に担当医先生から電話があり、「なるべく早いうちに面会はしてあげて下さい。」などの言葉。
親父は「今日はやめておく」と言っていたのですが、「やっぱり今日行こう」と言って連れ出し面会へ行きました。
2人の場合、1人5分の面会時間。
先に親父、後に自分。
自分、「今日も来ましたよ。…具合はどうかな?」
すると母がうっすらと目を開けて「いい案配」。(←忘れないように書いています。)
はっきりとはしない、うわ言ですが自分は聞き取ることができました。
昨日より手が温かく「よかったね。」
そして「ありがとう、頑張ったね」など言葉をかけて「また来るね」。
帰りのタクシーの中で、親父が「ほとんどわかってないんじゃないか」
(わかるとかわからないではなく、感謝の気持ち、申し訳ないと謝罪するのだ)
お別れの時は迫ってきている、土曜、日曜までこんな面会が出来れば「奇蹟」。自分はそう思っています。
ただ一度 微笑むだけで それで良い
辛い旅路の 終わりなれば