3/27 土曜日記

しばらく間が空いてしまいました。

先々週からずっと会社のほうでイライラ、モヤモヤする事が続いたため更新が出来ませんでした。

先々週、上席「旅人さーん、○✕△◻️~。」

昨日「おっ?凄いじゃないですかー。」

そして「こちらも宜しくお願いします。」

と、また新たなモヤモヤが…。

(サラリーマンは、「辛(つら)シ」「侘(わび)シ」「寂(さび)シ」「虚(むな)シ」そして「悲(かな)シ」の五重奏なり。)

 

土曜日

昨日から電話していた、かつての同僚のM田さんとやっと繋がって雑談。

話は昔の面々の近況やら昨今の出版界取次の再編など。

自分:「M田さんはもう晴れ晴れの年金生活ですか?」(M田さんは安倍さんの同級生)

M田さん:「いや~まだ働いてるよー。旅人くんこそ定年まで安泰じゃないかー。笑いがとまらないんじゃないの?」

自分:「いやぁ……」

などと傷を晒した挙句たどり着いた結論は、

「やっぱり人と人の繋がりって大事だ!」

でした。

 

新聞より、気になった記事です。


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○永山事件 今も問い続ける貧困と虐待

(3/27 朝日be「サザエさんをさがして」)

「『連続さつじん』のガードマン!」。この漫画、説明が必要だ。

1969年4月7日未明、東京・千駄ヶ谷の専門学校にピストルを持った男が侵入した。ガードマンと格闘になり、発砲して逃走したが、早朝、近くの明治神宮北参道で逮捕された。

ガードマンを「逮捕の殊勲者」と新聞はたたえ、漫画もそれを描いている。

その男こそ、前年秋の連続ピストル射殺事件の犯人、永山則夫だった。人々が驚いたのは、東京、京都、函館近郊、名古屋で警備員やタクシー運転手4人の命を奪った「連続射殺魔」が19歳の少年だったことだ。

 

ルポライター鎌田慧(さとし)さん(82)も当時彼の出現に驚愕した。「『集団就職』『金の卵』の悲劇を感じました。」……

……ただ鎌田さんの記憶に残るのは明るさだ。「人懐っこく、面会ではよくしゃべり、いつも手紙の書き出しは『こんにちは!その後お元気ですか』。裁判の傍聴に行くと、こちらに手を振っていました」

 

永山が再び人々を驚かせたのは獄中で驚異的な学習と執筆活動を始めたことだ。自分が無知だったがために罪のない、「自分と同じ労働者階級」の4人を殺してしまったと衝撃を受けた。辞書を片手に猛然と言葉を覚え、膨大な本を読み、詩、小説を書いた。……

71年、21歳で出した「無知の涙」は発売2ヶ月で6万部のベストセラーに。83年に小説「木橋」が新日本文学賞受賞。印税は事件の遺族に送ったが、一部の遺族は受け取りを拒んだ。……(略)……

81年、東京高裁は一審の死刑判決を破棄、無期懲役にした(船田判決)。福祉政策の貧困を指摘、永山の劣悪な成長環境を考えれば彼一人にすべてを負わせることはできないとした。が、「貧困が原因の事件は過去の話」と言われることが増え、判決は破棄・差し戻され、90年最高裁で死刑が確定した。

97年、事件から29年にして死刑は執行された。48歳だった。

事件から半世紀余り。今も貧困、虐待は深刻であり、悲惨な事件も続いている。永山則夫事件が問うものは多い。

 

サザエさんの漫画で永山事件が語られるとは。漫画では笑いのオチですが、この事件の根深さは決して笑えるものではなく、サザエさんの漫画も今日だったら掲載できるものではないような気がします。(←載ってますけど)

ピストル射殺魔事件逮捕 108号事件

(中日映画社)


「ピストル射殺魔逮捕 -108号事件-」No.795_4 #中日ニュース - YouTube

△「千駄ヶ谷の英語専門学校」とあるのは、津田英語会かなぁ。(←小学生の頃通ってました) 動画中、警察署が映りますがあの建物は今でも現存しています。しかし、暗く悲しい事件だ…。

 


[昭和34年3月] 中日ニュース No.268_3「日本の朝鮮人 -帰国問題その後-」 - YouTube

△「所構わず居座った」「そして一部の朝鮮人部落は悪の温床となった」「麻薬やどぶろくの密造など法の目を盗んだ犯罪も後を絶たなかった」

反ヘイト法を唱える人々が知られたくない在日の歴史です。

動画中、「藤山外務大臣…」という箇所がありますが、藤山愛一郎氏、岸内閣。藤山邸は、後に仮面ライダーのロケに使用されたようです。

 

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同じ朝日のbe (3/27) から「今こそ!読みたい 松本清張

○獅子奮迅で描いた「昭和」

戦後に登場した国民的怪物作家といえば松本清張(1909~92)。社会派推理小説だけでなくノンフィクション、時代小説と幅広い活動を続けました。亡くなって約30年、いまも読み継がれる作品群。「今こそ読みたい」のトップスリーは映画やドラマでおなじみの名作が占めました。

① 点と線

砂の器

ゼロの焦点

……「点と線」以上に熱い意見が寄せられたのが2位「砂の器」(61年刊)。殺人事件の関係者らしい男が口にした「カメダ」は何を意味するのか?…(略)…

特に絶賛されたのが74年公開の野村芳太郎監督による映画版だ。事件の核心にある白装束の親子が各地を放浪する姿が「目に焼き付いて離れない」との声が目立った。…(略)…

3位の「ゼロの焦点」(59年刊)は戦後の米軍占領期が生んだ「悲しい歴史」。…(略)

物語の最後、主人公が崖の上に立つシーンは後の2時間サスペンスドラマに大きな影響を与えたといわれる。…(略)

九州で苦労して育ち、尋常高等小学校高等科を卒業して社会に出た清張。いくつもの職に就き、学歴社会のつらさも味わいながら50年に「西郷札」が懸賞小説に入選。…(略)…40代から獅子奮迅の作家生活をスタートさせた。92年に肝臓がんで死去するまでに書いた作品は1千編近い。…(略)

郷原さんは読売新聞在籍時、出版局で清張を担当。怪物作家は編集者泣かせでも有名で、「深夜に電話で起こされ他社作品の資料集めに走ったことも。普通の作家ならパンクするほどの締め切りを抱えても書き上げてしまう。絞ればいくらでも出てくる作家。天才ですよ」。……

読むべき清張作品はまだまだありそうである。

永山則夫、そして松本清張。同じ紙面に載った作家の相対する運命。しかし共通するものは「執念」だったのでは。永山は「生きる」ことへの執念であり、清張は「描く」ことへの執念。清張氏は幸運であったと思います。

 

最近のマイブーム、相変わらずですが、先日「大江戸捜査網」にも欠番回があることを知り、またまた刑事ドラマの欠番回など調べているのでした。

 

テレビのほうではチバテレの「記念樹」が終了。そのあとの「必殺屋稼業」を見ました。

必殺シリーズで欠番回があるか調べてみたのですが、「必殺仕掛人」のほうで第24話「士農工商大仕掛け」と当該第28話「地獄へ送れ狂った血」、この2話なのでしょうか。

 

仮面ライダーも見ていますが、

第83話「怪人イノカブトン 発狂ガスでライダーを倒せ」がもうすぐ放映なので楽しみにしています。

 

「特別機動捜査隊 スペシャルセレクション 」 (デジタルリマスター版)が昨年12月に発売されていたようなのですが、「狂った季節(338話)」はやはり収録されていませんね。何話かあるのですが、なかにはフィルム状態によるものもあるようですけど。

https://www.toei-video.co.jp/special/tokubetsukido/

掲示板 (特別機動捜査隊) で「さぶちゃん」とあるのは338話を指していると思うのですが「五郎さん」は第何話なのか…。うーむ。

 

我が家も何話かでロケに使用された「特捜最前線」ですが、再放送抹殺回はこちらのようです。

 

第399話 少女・ある愛を探す旅!

(特捜最前線日記さん)

https://blog.goo.ne.jp/tokusou_mania/e/367a41ee78af774b9fc0f8a6b9560ebe

 

センバツ 東海大菅生が京都国際に逆転サヨナラ勝ちでベスト8

(NHK NEWS WEB)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012939521000.html

日本海を「東の海」と表記
NHK、京都国際高の校歌

(共同ニュース)

https://this.kiji.is/747339930617987072?c=39546741839462401

 

バスに乗ったのですが、後ろのほうの座席に座っていた運動部系の一団が降りるとき一人一人「ありがとうございます」と運転手さんに挨拶。何となくこちらも爽やかな気分になってしまいました。

 

 

明日は実家のほうを巡回して来ようと思います。